エンジェルス開幕2連敗
2016年 4月 07日(木曜日) 08:42

スプリングトレーニングでは絶好調に見えたエンジェルスが、ナショナル・リーグのシカゴ・カブス相手に開幕2連敗。開幕戦0−9、2戦目1−6の2試合で14点差をつけられたのは、長いエンジェルスの歴史の中でワースト。ちょっと心配だった先発陣は早い回に失点、期待の打線も2試合で1得点といいところがない。ただ、これを162分の2と言ってしまえばそれまでだが、今後どうなるかファンはちょっと心配でしょう。

初戦カブスの先発は昨年度サイヤング賞を受賞したジェーク・アリエタ投手、一方のエンジェルスは今季エースの活躍が期待されるギャレット・リチャード投手。絶対的なエース 対 エースの活躍を期待される投手の対戦はやはり予想通りとなった。ただ、もう少しクロース・ゲームになっていたら、次の日の試合の流れも変わっただろう。2試合目カブスはベテランのレスター投手、エンジェルスは若手のヒーニー投手。新旧レフティー対決は、ベテランレフティーに軍配が上がった。その上、ヒーニー投手は試合後、肩の違和感を訴え早くも15日間のDL入り。この2試合で、投手陣は不安材料ばかりを残した。まあ、リチャード投手はスプリングトレーニングからそれほど調子は上がっていなかったために、まだまだドミネイト・ピッチングを期待はしていなかった。これからギアーを上げてくることは間違いない。

打線の方は、昔からのことわざ通り、「水物」であるから、いくら強力打線を駆使するエンジェルス打線でも好投手相手には沈黙することもある。打線はけが人が出ない限り今の布陣で心配はないだろう。心配なのはやはり先発投手陣。頭数は十分だが、ローテーションの中心で回ってくれそうな投手は、今のところリチャード投手だけ。3戦目に先発するスプリングトレーニングで好調だったヘクター・サンティアゴ投手、4戦目に先発するマット・シューメーカー投手がどんなピッチングを見せるかで前半戦のある程度の見通しがでる。それともう一つ、ベテランのジェレード・ウィーバー投手が6戦目の日曜日に先発する。昨年度不調に終わったベテランの復活は今季のエンジェルスのローテーションに大きく影響する。

とにかく、今の先発陣は全員クエスチョンマークがついてしまう。とりあえず打線が爆発して投手陣を助けるか? 投手陣が力を見せるか? どちらにしても昨年度1ゲーム差でプレーオフを逃したエンジェルスにしてみれば、それほどのんびり構えてもいられないのが現状だ。とにかくこの週末でエンジェルスのある程度の今季の予想がつきそうだ。長いシーズンではあるが、ある程度のチーム状態でスタートをきれる方が、スロースタートするよりも良いに決まっている。(MLB2016

長谷川滋利