サロゲート
2012年 9月 12日(水曜日) 18:31

私の年代なら銀河鉄道999で、鉄郎がメーテルと一緒に、永久の命を得るために、機械人の身体を移し替えるための旅に出るアニメを知っているだろう。このサロゲートというブルースィリス主演SFサスペンスは、遠隔操作可能なロボットサロゲートが人間役割を代行する未来の話。人は自宅から1歩も出ることなく自分理想姿をしたサロゲート行動をバーチャルで体験できるというもの。

いわゆる、銀河鉄道999の鉄郎が、機械人の身体を手に入れた後の状況を映画にしたようなものだ。銀河鉄道999では永久の命をえるのが目的だったが、この映画では完全な安全を手に入れたという主旨である。

ある日安全だと思われていたバーチャルの世界で何者かにサロゲートが破壊されそこに接続していた人間までもが死亡してしま結局完全な安全などはかなわない。あるいはかなっても何かを犠牲にしなければならないということを語っている。それほどレーティングは高くないのだが、私はこの映画を観て考えさせるところは多かった。

この映画は、将来もっと便利になっていくであろう世の中で、人間として残さなければならない事を語っている。安全を取れば自由がなくなり、自由を取れば危険にさらされる。ほんとに安全に暮らしたいなら、現代では刑務所で暮らすのが一番いい。しかし、ほとんど自由はない。人生はある程度リスクを背負いながら生きていくのがいいのだろう。私はバンジージャンプや、ローラーコースターは好きではないが、それらが大好きという人々を見れば分るだろう。人間として生きてきた限り、ある程度のリスクと自由を求めて生きるのが本来の姿であると私は思う。

この映画で使われている英語は、SF映画ということで専門用語も出てくるし、聞き取りにくい用語も多い。しかし、全体的に映像で分るようにしてあるので、だいたいの内容は把握できるだろう。

2009年制作

アメリカ映画

ディズニー社配給

ブルース・ウィルス主演

監督はU-571」「ターミネーター3ジョナサンモスト


(英語学習)

 

長谷川滋利