アメリカ・ゴルフ界、大詰めを迎える
2012年 9月 22日(土曜日) 21:27

日本のプロ野球はセ・リーグで早くも読売ジャイアンツがリーグ優勝を果たし、アメリカ・メジャーでは、どの地区もいい勝負になってきている中、アメリカ・ゴルフ界では、フェデックスカップのプレーオフの最終戦が、今週行われている。

 

このプレーオフは、ファンには少し分りにくい。番組でも何度もそれぞれの選手のポイントがどうなっているか説明し、今の時点のスコアーで、このままいけば誰がプレーオフを制するかなどを説明するという、ややこしい状況になっている。

特にこのところは、タイガーの一人勝ちだった数年前と違い、10数人が優勝を争う。

フェデックスカップを少し説明すれば、レギュラーシーズン(1月から8月まで)優勝者には500ポイントが与えられ、2位以下もそれに応じてポイントを貰える。USオープンやマスターズなどのメジャー・トーナメントの優勝者は600ポイントと、通常のトーナメントよりもポイントが高い。そして、その合計点を持って、9月から4試合のプレーオフが行われる。プレーオフに進出できる選手は、1戦目がポイント上位125人、2戦目は上位100人、3戦目が上位70人、そして今週行われている最後のツアー・チャンピオンシップには、上位30人が出場できる。ポイントはプレーオフに入るとレギュラーシーズンよりもたくさん貰えるために、とにかくなんとかプレーオフに進出できるポイントを稼げば、後はプレーオフの4試合で逆転優勝もあり得る。実際去年はジェイ・ハースがシーズン中は一度も優勝していなかったのに、プレーオフでいい成績を上げ、最後の試合で優勝してプレーオフも制してしまった。劇的と言えば劇的だったが、それまでシーズンで何度か優勝してきた選手にとっては少し後味の悪いシーズンとなった。しかも、金額はこのフェデックス・プレーオフを制すると、なんと10ミリオンも貰えるのだ。

まあ、タイガーなどのベテラン・プレーヤーは、スポンサー契約などで10ミリオンぐらい毎年稼いでいるだろうが、若手の選手はその金額にビビるのではないでしょうか? まあその辺りも観ていて楽しいところでしょう。

さて、今シーズンは3日目を終えてブラント・スネデカーが1位。このまま、優勝すればプレーオフも制して10ミリオンを手にする。しかし、その他にもタイガー、ここ数試合絶好調のロリー・マキロイ、レフティーの若手バーバ・ワトソンなど豪華メンバーが揃う。

明日は私のコーチするトラベルボールの試合があるが、それが終わるとゴルフ中継に釘付けになりそうだ。プレーオフ制度の導入のおかげで、この時期にこれほどゴルフ番組を楽しめるのは、これまたアメリカのエンターテイメントのうまいところだろう。

(ゴルフ、趣味)

長谷川滋利