日本のキャンプにもの申す
2013年 2月 04日(月曜日) 10:39

2月1日から日本では12球団一斉にキャンプが始まっています。注目はやはり日本ハムの大谷投手でしょう。投手と野手の二等流を目指す高校生ルーキーに、2軍キャンプにも関わらずたくさんのメディアが押し掛けています。

スポーツニュースなどを観ていると、練習途中の移動中に解説者が彼に話しかけたり、ひどい場合はバッティング練習中に話しかけたりしている。プロOBに話しかけられれば、高校生ルーキーは当然きちんと答えなければならない。

私も日本のプロ野球でプレーしていた時はそれが普通だと考えていたが、メジャーではそんなことはまずない。皆さんも最近ではたくさんの日本人メジャーリーガーが活躍しているからご存知だと思うが、アメリカのスプリングトレーニングは1日の練習時間は短いが、その分どんどん練習が進んでいく。練習の途中でメディアや解説者と話す様な時間はない。

そのような悪しき習慣はなくしていくべきではないでしょうか? もともと日本の春のキャンプは時間が無駄に長く効率的ではありません。それは怪我にもつながりますから、短時間でチーム練習は切り上げるべきでしょう。そしてその後の個人練習に時間を割り当てるべきです。チーム練習中は、メディアや解説者は一切選手に声をかけない。練習後にたっぷりと時間をとってインタビューするというのがいいでしょう。

できるだけ選手は練習時には自分の練習に集中して、周りのことは気にしなくていい様な環境を作ってあげる。もちろん練習が終わればファンのために、メディアサービス、ファンサービスをする。その辺りのメリハリをつける事ができるようにメディアの方々も気を使ってあげて欲しい。

(日本プロ野球)

長谷川滋利